「オレさ、結婚しようと思うんだよね」 そんなことをアッチーが言い出したのは あの事があってからすぐのこと。 宮坂さんとの縁は結構あっさり切れた。 都内の私立大学を受けるとかで、もうバイトは月に数回しかカオを出してなかった宮坂さん。 久々に会って2人で話して。 「おわりにしたいです」 「…そっか、わかった」 それだけで済んだ。 あんなにお互い執着しあってたのがウソみたいに。