漆黒の猫

夜遅くに帰ってきても白龍はいつも玄関で待っててくれる


俺は抱き上げてソファーに乗せて遅い食事を与える


その間にシャワーを浴びて白龍の横に座る


いつものように膝に乗せて自分のTVやDVDを見る


理解出来ないと思うが俺は白龍に教える

TVの中の仮面をかぶった俺、黒崎リュウここにいる俺は白井隆貴


こんな奴嫌いなんだと言うと


白龍はニャアと寂しそうな声で鳴き俺を見つめていた