それでもあたしの決意は変わらないし、今からしようとしていることを止めるつもりもなかった。
千秋はどこに居るの……?
探そうと視線を映した時、ステージへ上がるための小さな階段から少し離れた場所で視線が止まる。
だって、先生達が並んでいるすぐ真横に立っているのは。
たまらなく好きな人だった……。
あたしが居る入り口からは遠いけど全校生徒が居るその中でも一際目立っている。
佐久間くんの変わりに受験に向けて一言、ステージの上で話すからか、先生達の隣に居るんだ。
凛とした千秋の横顔にジリジリと火でもついたかのように胸が痛んだ。
もう時間がない……。
なにを言うか決まっていないけど考えている時間はない。
早く、早くしなきゃ。


