【続】俺様王子と秘密の時間



「シイ……これ……」


はーちゃんがあたしにキャンディのビンを差し出してくる。

書かれてある文字を見て驚いたようなちょっと切なそうな表情で。



「な、なに?」


あたしや羽鳥やコウちゃんは全くその英語が読めないけど頭の良いはーちゃんはわかったみたいだ。



「送り主は間違いなく王子よ」


はーちゃんが力強く言いきった。

キャンディが置いてあった日は、あたし達が終わった日よりも前。


苺ミルクのキャンディ。

英語で書かれた文字。

千秋はあたしになにを伝えたかったの?



「なんて書いてあるの?」

「早く教えろよ?」


あたし達がはーちゃんに早く早くと催促する。



「これはね?」


はーちゃんはビンを持ってあたし達に教えてくれた。