【続】俺様王子と秘密の時間



このキャンディはもしかして千秋があたしにくれたモノ……?

でもまだ決まったわけじゃない。



「シイ」


混乱するあたしに羽鳥は鞄からなにか取り出して見せてくる。

コンッとあたしの机の上にソレを置いた。



「えっ?なんで?」


どうして羽鳥がコレを?

羽鳥が自分の鞄から出してあたしの机の上に置いたのは、苺ミルクのキャンディが詰まったビン。

あたしが今手にしているモノと、全く同じキャンディのビンだ。

なんで2つもあるの……?



「オレが先にシイにあげたかったんだけどな?」

「先に……?」

「オレが教室に来た時もうシイの机にソレが置いてあったんだよ」


羽鳥は今鞄から出したってことは、あたしの机の上に置いた人は羽鳥じゃないってことだ。

それはすぐわかったけれど……。