「もしもアンタが告白して、あの“氷のプリンス”がみんなの前でアンタの告白を受け入れたら」
グッとあたしの頭を抑えつけるとこう言った。
「受け入れたら認めてあげる。アンタの気持ちが本物だってね?それにもうこういうこともしない」
つまりあたしが千秋に受け入れてもらえたら、嫌がらせもしないし認めてくれるってこと。
けれど告白したところで千秋は今のあたしを受け入れるだろうか。
「そんな度胸ないでしょ」
「まず王子が受け入れないって」
女の子達はクスクス笑う。
「結局アンタと王子の関係は、無駄な片想いをしてる凡人と、その凡人に迷惑してる学校の王子様ってことがよくわかったわ」
女の子はあたしの頭を思い切り押しのけると手を離した。
「永遠に片想いしてなさいよね。欠陥だらけの凡人さん?」
終了だとばかりに女の子達はぞろぞろと出て行った。


