【続】俺様王子と秘密の時間



案の定、放課後になるとあたしの机の周りにはたちまち女の子達の群れが出来始めた。


怖すぎるっ!

ちっとも笑えないんですけど。



「王子とどういう関係?」

「さっきなに言われてたの?」

「凡人のクセに羨ましい〜」


次々に浴びせられる攻撃。

“凡人のクセに”これにはドカンッとダメージをくらった。

女の子達があたしに詰め寄る。



「単刀直入に聞くわ!アナタ、王子のなに?友達ってかんじじゃなさそうだし、なんなの?」


うわぁっ……。

この派手なメイクの女の子、さっきも千秋に聞いてた人だ。



「まさか、彼女?」


ドキッ……。

彼女なんて言葉は聞き慣れないもので、それがあたし自身に当てはまるのだからなおさらだ……。

あたしが彼女ですって、そう言ったらどうなるだろうか。


あたしにはそう言える勇気がなかった。

ましてや、この状況で誤魔化せる程あたしの頭の回転はよくない。