龍生は私のコーヒーを指差す。
「はい?コーヒーだけど」
「これのどこがコーヒーなんだ?」
私のコーヒーは龍生のと比べて、色が白。
龍生はたぶんそれに反発してるんだろう。
「私がコーヒーと思えばこれはコーヒーになりますが?
てゆーか、龍生のは黒すぎるんだよ。
牛乳入れてんの?」
龍生のコーヒーは真っ黒な色をしている。
「ぎゅ、牛乳っ!?
入れねーよ、お前のそれはコーヒーとは呼べねー。
コーヒー牛乳だな」
「上田ちゃん特製コーヒーをバカにすんな!」
「だったらオレのこれ飲んでみろよ」
私の前に龍生のコーヒーが置かれる。
「じゃあ、私のも飲みなよ!」
私も自分のカップを龍生の前に置く。
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