「ったく、自分の着替えぐらい持ってけよな」
「ごめんなさい」
男は肩にタオルにかけ腕を組んでソファに座っている。
ちなみにお風呂上がり。
私は床に正座している。
服はきちんと着てますからぁ!
そして私は怒られている。
理由はさっきの事で男が死にかけたからだ。
「ったく、次から気をつけろ」
「はい・・・」
ん?
「次からって・・・?」
「お前行くあてねーんだろ。
だから公園で絡まれてたんだろ?」
ゔっ・・・・・・
そうだけど・・・
「え、でもいいの?」
「お互い家に帰れないみたいだしな(笑゙」
「なんで知ってんの!?
まさか盗み聞きしてたの」
「違うわ、アホ。
あんな大音量で話してたらだれでもわかるっつーの。
で、行くあてあんのか?」
「な・・・ない」
「じゃっ決まりだな」
いいのか?
本当にこれで・・・・・・
なんか超あっさり決まっちゃったんだけど。
でも本当に行く所ないしいいよね?
お母さんお父さんごめんなさい約束しょっぱなから破っちゃって。
「あ、うん。
んじゃあこれからもよろしく。
え〜と名前なんていうの?」
そういえば私達お互いの名前知らないよね。
「龍生。
原田 龍生だ」
「私は上田 理紗、理紗って呼んで」
「じゃあ、オレは龍生で」
こんな事があって私達の同居生活がスタートしました。
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