隣を見ると男が私を見下ろすように立っていた。
手にはパフェが一つ。
それをほっぺたにつけられたのか。
よく見ると男は笑っている。
「お前どんだけ驚くんだよ。
う うきゃわぁぁぃぃって・・・
あはははっ」
てゆーか爆笑してるし。
「うるさいうるさいっ
びっくりするもんはびっくりするんです〜〜」
ピチャッ
ほっぺたに雫が落ちてきた。
「ん、何雨?」
「そうか?何も」
ザァァァァーーー
突然バケツをひっくり返したような雨が降り出した。
「ぎゃぁぁぁぁ
何これーー!?」
「とりあえず後ろ乗れ」
男は自転車のロックを外して私が乗ったのを確認すると走り出した。
何なのよぉぉぉ
今日天気予報で雨降るなんて言ってたっけ。
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