私は、正直複雑な気持ちだった…

みつくんに会いたい。でも、このまま一緒にいることは、本当に私達のためなのだろうか…


その答えを確かめたい。確かめる為にもやっぱり一度は会わなきゃ…


その日の帰り道。私の足は病院へ向かっていた



コンコン…

『はい』

「みつくん…」

『ちり……』


「別に許したわけじゃないから。みきに言われて…来ただけだよ」
『うん…』



『ちり、この前はごめん!言い過ぎた…てか、お前にあたってた。本当にごめんなさい』


「そう言われると…私もごめんね。なんか、みつくんのこと信じれないとか、勝手に思ってた」


『そう思わしたのは、俺だから』
『これからも一緒にいてくれるよな?』


「…うん」

私は流されるまま、返事をしてしまった

でも、心の中はまだ中途半端だった