「はぁ~~~くった、くったぁ~~」


「出かけるときは、ちゃんと言っていきなさい!」


「へいへい」


そういいながらリビングを出て自分の部屋に向かう。

「ようの用事って何だろうな・・・」一人ごとをいいながら


ふと机の上を見るとあの紙切れが目に入る


紙キレを手にとってそれを眺める・・・・


「西本やすひろ・・・0831・・・・ゼロハチサンイチ・・・・・ゼロ・・・ハチ・・・・サン・・・・イチ・・・・・」


何度も数字を読み返す・・・・・


「まっ・・・・まさか・・・・・」


俺は、カレンダーを眺める


「ハチガツサンジュウイチニチ・・・・・8月31日・・・・」「そっ・・・そんな・・」


体が震え始めるのがわかる


「ははっははあはははははは・・・・・・そんなはず無いじゃないか・・・・」


無理やり自分に言い聞かせる


「くっ・・・・・くそ・・・・・」


なぜか顔に涙が伝ってきた


「きょっ・・・きょうは・・・8月30日・・・・」「あっ・・・明日じゃねぇか・・・」


「バッ・・・!!!」俺は急いで部屋から飛び出した