「…?」

耳元で

「血圧…あがるよ?」

血圧…!?

私は手で顔を払った

「血圧ぐらいなによ!早く出てく!!」


「はいは〜い」


ニヤリとしながら
保健室を出た


その時
ドアの所で

「うわっ…!ご,ごめん」


「いいよ」


雪が誰かとぶつかったらしい