私は先生

いつもように

化粧して紙をピンで
まるめて留める

余り短いスカートははかない

長めのスカートをはいて
出動する


カツカツとヒールの音が鳴りながら職場の男子校が見えるなり……

「売春…」


その言葉だけがよぎる