「ねぇチカちゃん。俺生徒じゃないから相手できるよね?」


雪は私の頭をポンポンと叩き

「やっとちかずけた」


ギュッと抱き締める


「ゥゥ…ッッ…雪…」


「泣きすぎ」


笑って涙をふいてくれる雪


ここまで私を想ってくれていた