私は先生

「なんで知ってるのよ!?」

私はガバッと顔をあげた

「本人が帰り際に言ったから。」

「そう…他に何か…」

「重いって。」

「えっ…」

私は目をまた潤ませる
雪の言葉じやぁないのに、雪を攻めたくなる

「チカちゃんも辛い過去もってんだ?以外に」

「……」

無言で話を聞いていた

日差しが一番暑くなる時間

私の心が冷めていく

「私は…」

もう言葉に力がないくらい弱々しく話した

雪は私の横に座る
私は辛い過去を雪に話した