「桜井先生…?」

「はっはい!」

目を上げると…

先生は笑って


「じやぁ明日必ず4時に」


やっぱり
そう言いたげに私を睨む


「古谷君?桜井先生に手をだすなんて…私は呆れてますよ」


「あ゛?」


雪は
そう言われて眉間のシワが余計に刻む


まさに保健室は

地獄

ひそかに私は後ずさり