部下…?達の1人が声を上げた
「まだ〜?俺達〜話があるっつって呼ばれたんだぜ〜ん?」
「あぁ、リア…、すまない今からが本題だ」
すると、みんなの視線が一気にこちらへ向く
「黒馬ノ鎮魂集団(ブロホォーズレクゼルタ)の皆さん…、今回こうして新たな黒蠡浸様の着座が行われ、少しは心強きとなるだろう、しかし白羲楼一味はいつ襲ってくるかも解らん…気を抜かず精進するよう!!では、解散!!」
「「「「「「「「はっ!!」」」」」」」」
…、解散しちゃったよ、ん〜よく分からないけど、私は上の立場の人なんだから、しっかりしなくちゃ…。
そんな事を思っているとセバスがこちらへ来て
「黒姫、少しばかりですが側近やらのご紹介を…」
「あ、はい。」
どうやら、黒馬ノ鎮魂集団以外の蒼漆黒舞会の人達を紹介してくれるという。
「黒姫、お久しぶりです。覚えていますか?ティレスタ・魔印と申します、蒼漆黒舞会の上層部を務めています。」
あの時の銀の長髪の彼、ティレスタと言うのか
「あっ、彼方の世界の時に来てくれた人ですよね、覚えてますよ、ティレスタさんですか。あなたもいましたよね?」
もう1人の銀髪の男の子、パレスタは今時の若者のような風貌だ。
「あぁ、居たぜ〜。パレスタ・魔印だ。俺は蒼舞の暗部をしてる。」
「初めまして…//あ、私、ナゼラ・魔印っと申しますっ、蒼舞の幹部でございます」
暗めのウェーブがかったブロンドの髪で照れ臭そうに話すナゼラはとても面倒みがよさそうな印象をもたせる
「黒姫様っ、私はユゼラ・魔印に御座います!!蒼舞の使用人をやらせて頂いておりますっ」
とても気持ちの高ぶりを押さえきれないという模様でユゼラと名乗る少女は輪っか状にくくられた髪をぱたぱたさせながら話してくれた
「皆さん、よろしくお願いしますね」
まだ4人しか紹介されていないが、まだ蒼漆黒舞会、略して蒼舞には人が沢山いるみたいで、蒼舞の皆さんは魔印と言う苗字を名乗る家族のようなものらしい…


