BLACK×WHITE.





「ねぇ、セバス…他の人達は何処にいるの?」

「他の者ですか?ブロホォーズの皆は此処、漆黒蒼天帝の各階の自室に各自居て、蒼舞のあの4人以外は蒼漆黒舞会本部にいますよ」

「そうなんだ…、ありがとうセバス」

「いえ。」


一体これからどうしたら良いのかしら?

「あっ…ミミラル!!」

「およっ!?ヤー?何かミミラルに用?」

「うん、暇だから相手してくれる?」

「ヤー!!良いよぉ♪」


ミミラルはきっとこの漆黒蒼天帝を知り尽くしている事だろう。下手に動いて迷子になっても困るから、ミミラルに案内でもしてもらおう。



「黒姫っ、」

「ん?何?」

「とっておきの場所に連れていってあげる!!」

「本当!?ありがとう♪」



そう言うと、またあのエレベーターに乗り、今度は一番下の階に行くみたいだ。



チン…♪

『1階』
エレベーターの表示が階を示す


「着いたよ───☆」

扉が開くと同時にミミラルに手をひかれ、外へ連れ出される。



「見てっ〜!!キッレイでしょっ」

「うっ、うわぁ〜!!」



エレベーターから出てすぐ、ミミラルの言葉でふと周りを見渡すと