恐怖に支配された京子は、半狂乱状態で子供のように両足を床に打ち付ける。

ゴッ!

「うるせえって言ってんだろ!」

拳で打ち付けられた京子の鼻からは、血が流れ出す。

息が苦しい。騙された? 真奈が騙した……。
京子の顔から表情が消えた。焦点の合ってない瞳は天井を向く。

男の手がスカートにのびる。

ファスナーを下ろされ、ボタンが外れる。
簡単にショーツとスカートを脱がされ、男の手が足の付け根をまさぐり始めた。