日差しがまぶしい






今日は珍しく、私が彼より先に起きていた




首にがっしりと絡まっている彼の腕を慎重に、起こさないように横へずらす




「よいしょ・・・・」



なんとか抜け出した




彼が起きないうちに朝食をつくろうと立ち上がる




正確には、立ち上がろうとした




それを阻止したのは、




彼の腕だった。






「あっ、」




なに。




「おはよう」




何が起こっているの




彼が私に微笑みかけるなんて










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