流れ星に願いを

「追いかけなっていってんの!」



そんな、私に爽くんは、目を見開いた。



そんな私は、話を続ける。


「"浮気"なんてしてないんないんでしょ?」



「それは−…」



「だったら、こんな所に
いないで、追いかけて誤解解きなよ。


……それに、汐香が心配じゃないの?


もし、何かあったらどうすんの? 」



そう、言った後。



爽くんは、黙ったまま。



「……。」



「もういい、私が行く。」


そう、拉致が開かないと思った時。



グッ−…



誰かが、私の手を掴んだ。