−…



「ごめんね」



あれから、私に付き合って貰って、挙げ句のはてに。

雑貨屋さんに待って貰ってたし。



それなのに。



「いいよ。」



と心よく、家まで送ってくれる始末。



いい人だ。



そう、思いながら。
ふと暗くなった空を見上げると。



シュッン−…



……!?