流れ星に願いを

−…



さっきまでいた場所に戻ると、星夜くんが近くのベンチへ座っていた。



「星夜くん。」



「ここ、座ったら?」



「うん。」



私は、星夜くんの隣へ座った。



座ると、袋から橋巻きを一つだした。



そして、袋に橋巻きが入った方を星夜くんに渡した。


「はいっ!」



「ん、ありがとう。」



星夜くんは、素直に受け取ってくれた。