「ねぇ!まだあの女の魂とらないの?」


「ジャスミン…なんだろうな、
 こんな気持ち…なったことねぇから
 わかんねぇ。ジャスミンにも胸をし
 めつけられるようなことって、
 そんな相手っているのか?」


「…い、いるわよ!」


「まじでか!どんなやつなんだ?」


「ん~、とりあえず鈍感!」


「っふ!なんだそれ!笑」


「でもね、優しくて男らしくて…
 その人のことを考えると眠れない
 時があるくらい…好き…」


「それが、好きって気持なのか…
 俺は今までそんな気持ちになった
 ことない、ましてや魂を回収する
 やつの命を救ってしまうなんて…
 初めてだらけでよくわかんねぇ!」


「とりあえず!
 あの女の魂は何が何でも回収して!」


「じゃないとルキーニが消えちゃうか
 ら!だろ?」


「!!わかってるなら…ちゃんと…
 回収してよ…」


「ふ!」

「何笑ってんのよ!」


ごめんな、ジャスミン。
本当はお前の気持ち、知ってるんだ。


ごめんな。