「今の件ですが、音水様の意見を尊重して、転学は見送れないでしょうか?」 「なっ・・・・!?お前、何を言っている!!?」 西條さんの言葉に私も藤堂類も目を見開く。 「ご卒業まであと1年を切っておりますし、 大学受験をされるとなれば、早いものはもう半年もございません。 それでなくとも生活環境が変わって戸惑われていらっしゃるわけですから、 受験で最善を尽くしていただく為にも、これ以上のご負担は避けるべきかと・・・・。」