―――待って… …ここ、雲の上?? まるで浮いているような感覚で、地に足がついていない状態。 ?『っっっいってぇ!!!』 陽菜『え!!?』 陽菜が現状を理解しようと混乱した頭で考えを巡らせていると、突然にどこからか男の声がした。 ―――何、何!!? …誰か他に居たの!!? あまりの驚きに、痛みも忘れて立ち上がる。