「よしっ、準備万端」 ──…ユノがはじめて戦闘に出た週の土曜日。 普段の軍服とは違う真っ黒な衣装を身に纏い、彼女は気合い十分やる気十分で準備を終えた。 「時間はそろそろなはず。絶対部屋の前は通るんだから」 そう呟くと扉に張り付いて覗き穴から外を凝視する。 怪しさMAXだがユノの部屋の中な為、誰からも見えるまいと彼女は恥を捨てていた。 (大体帽子も被ってサングラスもして服装も真っ黒なんだから、私だってことはわからないはず。) ……どうやらちょっと単純思考なようである。