それから軽く食事をすませ、ある程度進んだところで野宿をすることに。
言うまでもなく食事の時間はものすごく騒がしかった、誰かさんと誰かさんが。
「水浴びしてきまーす」
「あ、俺もー!」
近くに泉がある、ということでブロードとレイツは嬉々として駆けていった。
この三日間まともな風呂に入れていないので、まとまった水があるだけでも嬉しい。
既に先に入ってさっぱりし終わっていたセリナとユノは、子供みたく走っていく二人を白い目で見送った。
「ブロード達ってほんと変わらずガキよね」
「レイツさんは隊長汚染です」
「なるほど」
納得するセリナ。
彼女はユノ目的にやって来たクライドを軽くあしらうと、もう寝るからと寝袋に収まった。
特に寝る気にもなれないユノは、何やら無線で通信をしているアサギを見てからセリナのせいで落ち込んでいるクライドに目を移す。
今第三部隊のあの二人はいないし、アサギはあんなだし。
(…また来られたら嫌だな)
そんな訳で彼を避けるべくユノは辺りを散歩してくることにした。


