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「…なんでアンタらがいるのよ」
遠征三日目。
何事もなく順調に進んでいた特殊部隊の面々だったが、またも不満そうな声が。
それはやっぱりセリナのもので、そして彼女が睨む先にはアサギとレイツ、ラルフとダグラスが。
「いやーどうせ向かう先は一緒だし?ルートも一緒だし?なら合流しちまえよみたいな?」
「喋り方クソうざいですレイツさん」
「ゆ、ユノちゃん…。同じ部隊の仲間じゃないか、なんて酷いことを」
「女の子がクソとか言わないの」
「黙れクソ上司」
言い合いをはじめる第一部隊のメンバー。
仲がいいのか悪いのか、結局は絡みはじめるのがこの三人だ。
「ちょっと。低レベルな言い争いするなら置いてくわよ」
「残念俺が隊長です!」
「うざい、ブロードは黙ってなさい」
隊長なのにキツいことを言われるブロード。
彼は通りかかった村の駄菓子屋で買ったたこせんを頬張り、ちぇっと拗ねた。
それをアサギが苦笑いしながら宥める。
が、肩を叩いた瞬間痛いと喚かれ今度は彼がいじけることになってしまった。


