ブロードの隣に座るポチは、ペッペッと何やらしきりに舌を出していた。
干し梅をつまみ食いして些か後悔することになったらしい。
「犬の口には合わないらしいね」
「当たり前です。てか寝坊して昼ごはんすら食べてないのに干し梅ってどういうことですか」
「んーダイエットダイエット」
適当な返事をするブロードは、干し梅の袋を閉めるとポチを腕の中に抱きしめ目を閉じた。
ユノは片眉をピクリと吊り上げ、バンとローテーブルに書類の山を置く。
が、お構い無しにブロードはうつらうつらしだした。
「ちょっと!」
「おいブロード、お前そんな細っこいくせにダイエットなんかしたらまたぶっ倒れるぞー?」
怒るユノの言葉を遮るほろ酔いレイツ。
不快だとばかりに思いきり眉間にシワを寄せたユノは、ブロードの傍らに仁王立ちして彼を見下ろした。
「へぇ、ぶっ倒れた?そんなに仕事頑張ってたんですか、む・か・し・は!」
「……もう二年も前の話だし…そっからは皆勤だよ」
「皆勤?なら仕事も毎日ちゃんとしたんですか?」
「……したした…。ちょっと…寝るから黙ってて」
「誰が黙るかふざけんなクソ上司」
干し梅をつまみ食いして些か後悔することになったらしい。
「犬の口には合わないらしいね」
「当たり前です。てか寝坊して昼ごはんすら食べてないのに干し梅ってどういうことですか」
「んーダイエットダイエット」
適当な返事をするブロードは、干し梅の袋を閉めるとポチを腕の中に抱きしめ目を閉じた。
ユノは片眉をピクリと吊り上げ、バンとローテーブルに書類の山を置く。
が、お構い無しにブロードはうつらうつらしだした。
「ちょっと!」
「おいブロード、お前そんな細っこいくせにダイエットなんかしたらまたぶっ倒れるぞー?」
怒るユノの言葉を遮るほろ酔いレイツ。
不快だとばかりに思いきり眉間にシワを寄せたユノは、ブロードの傍らに仁王立ちして彼を見下ろした。
「へぇ、ぶっ倒れた?そんなに仕事頑張ってたんですか、む・か・し・は!」
「……もう二年も前の話だし…そっからは皆勤だよ」
「皆勤?なら仕事も毎日ちゃんとしたんですか?」
「……したした…。ちょっと…寝るから黙ってて」
「誰が黙るかふざけんなクソ上司」