ブルービースト


「えー、無理。こんなの食べれない。こういうのはブロード、君の役目さ」


「嫌だ!お前の責任だろ!どうやったらそんなに焦げるんだよー!!」


「ちょっと手が滑ってさー」


「んなワケあるかあああ!!」



先程から言い合いへし合いをしているのは、お馴染みブロードとそのお友達ハイリア。


ぎゃあぎゃあ喚くブロードと宥めているようで神経を逆撫でしているハイリアは、こんなやり取りを毎回し続けていた。


戦いの訓練からリシアと戻って来たセリナは、そんな二人を見て溜め息をつく。



「あんたらいい加減にしなさいよ。正直うざいんだけど」


「ひどっ!セリナ口には気をつけようよ」


「ハイリア黙って。ブロードも隊長なんだから我慢すれば」


「無理!ならセリナがこれ食べろよっ」


「絶対嫌よ。そんなこと二度と口にしないで」


大人なセリナとガキな男二人。


まだ14歳のリシアはおどおどと三人を見る…なんてことはなく、一人で爆笑していた。



…うん、リシアはそういう子。(by.ハイリア)