私は立ち上がると、アロナイヤに一瞥もくれずに、リビングを後にした。




涙が次から次へと溢れて止まらなかった。






自分の部屋に入ると、その場ですぐに泣き崩れた。








どうして




どうして私が姫になっちゃったの?






わかんない。



わかんないよ……。