夏恋〜大好きな君へ〜



僕は手紙を受け取り開けながら基の言葉に耳を傾けた。


「か、夏江のやつっ…爽司に直接渡せって言ったんだけど、会ったら行きたくなくなるからって……」


ピタリと僕は動きを止めた。


「爽司?」


君はどうして人の心配を先にするのかな?


自分の体を1番に心配して


自分の幸せを願えばいいのに。




夏江ちゃん―…。


「…爽司……」


「ありがとう…基」





僕は手紙を握りしめながら



一筋の涙をながした。





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