「本当に…今まで短い間だったけどありがとう! あたし、頑張ってくるからね!」 「…応援してるよ」 「ありがとう。それじゃ……またね!」 そう言って僕と夏江ちゃんの会話は終わった。 ――――――― 今思えばこれが最後の電話だったのかもしれない。 夏江ちゃんは―――… 「…爽司…これ夏江から…」 そういって渡された夏江ちゃんが言ってた手紙。 もう…夏江ちゃんは日本を発ったから手紙を残したんだと思う。 「夏江…今日アメリカに行ったんだ」 ほら、そうだろ。 .