夏恋〜大好きな君へ〜



―――――――…


18時52分。


緊張と楽しみのあまり10分近く早く来てしまった僕。


思えば初めてかもしれない。


彼女とこういう行事に出掛けるのは。



元カノとかいたけどお互いが冷めすぎてたのか行事とかあんまり気にしなかったし、デートとかもあんまりしなかった。


ただ付き合うっていう形だけでキスするだけみたいな感じ。


だから、こういう感じのデートって…結構新鮮かも。



そして突然後ろからポンと肩を叩かれた。


「……あ」


「爽司くん!」


浴衣姿で登場した夏江ちゃん。


…超可愛いんですけど!


「待った?
ってか…赤いよ?」


…マジですか?
だって超可愛いんですもの。





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