夏恋〜大好きな君へ〜



「ほらツインズ。
飛んでるよツユ。ちゃんと落ち着いて食べろ。
あと飲み込んでから喋ろ」


次々とツインズに駄目だしする僕に夏江ちゃんは笑った。


「面倒見がいいんだねっ
あたしも爽司くんみたいなお兄ちゃん欲しかったな」


「そ、そう…?」


やべ、嬉しいんだけど。


この際お兄ちゃんでもなんでもいいかもしれない。


「夏江ちゃんとゆったかな。
兄弟はおらんのかや?」


夏江ちゃんの向かい側で僕の隣に座っているばあちゃんが質問した。


「はい。独りっ子なんで羨ましいです」


そう言って隣の春香ちゃんの頭を優しく撫でた。


きっと夏江ちゃんに兄弟がいたら良いお姉ちゃんになってるんだろうな。





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