─Blue Bear─

「テディ、出来たわよ?次はおリボンね!
ルイ、テディに似合うおリボン探して来てくれるかしら?」


『うん! わかった』


僕はお店の中を歩きながら、まっ白いリボンを探した。
だってテディには、白いリボンが一番似合うんだもん!


『あっ、見つけた!!
おばあちゃん僕これがいい』


「はいはい、じゃあこのおリボンにしましょうね?」


古いリボンから、新しいまっ白なリボンに変わってテディとっても嬉しそうだった。


『やっぱり、テディには白いリボンが一番似合う!』


「ありがとうルイ」


─キュッ─


「テディ出来たわよ
ちゃんとしっぽもつけておいたわ!」


「ありがとう、おばあちゃん!」


テディは机からジャンプして、フワフワの足で着地した。
痛くないのか心配…
 僕とテディはおばあちゃんに手をふるとお店を出たんだ。
はぐれないようにちゃんと手もつないだよ!


『ねえ、テディ?』


「なぁに?」


『縫われてるとき痛くない?』


「ちょっとチクッとするけど、痛くないよ?」


『そっか、よかった!』