揺れるカーテン
流れる風
空の泣く匂い
軽く目眩

傘なんて要らないんだ
涙を隠す雨は優しいし

熱が上がればきっと
あなたの温もりだと錯覚できる


寂しくて
空しい

こんな気持ちに
意味なんてない

それでも
ばかみたいに

あなたを探すの


消したくないんだ
今は まだ


私はとっくに
居ないなら

せめて
気のすむ様にさせて