夜の海に 潜水すれば

涙は隠れて

見えるのは

黄色に光る 波音


声なんて 聞こえない

僕は気付いていたのに

僕は気にしていなかった


君の傷つく理由を

知りたくなくて

目を閉じて 海に沈めたのは 僕


どうせなら 一緒に切り刻んで

風に舞わせたらよかったね


いつだって 後手後手で

いつだって僕は 思うだけ