紫陽花に落ちた

小さな粒

君までの道標は

弱すぎる光


みつからない

みたくない

辿り着いたら

知りたくない事まで

知り過ぎてしまうよ


私は

水をはった皿の上で

海を夢見て 息をする

息をひそめて

息をする


みつけて欲しい

みつかりたくない


だって まだ


夢の終わりは
みたくないんだ