浅く深く

揺れ動く眠りの中で 気付いたのは

割れるくらいの 頭痛と

物音ひとつ無い部屋



眠っている筈の 僕の脳は

何かに気を取られていて

それはまるで 壁にある目の様に


部屋の中を見回そうと 忙しい





どれだけ探したところで

君はいないのに