頼りない風が 隠してくれたらよかった

こんな所で 踊る僕は 単なる さらし者

でも 誰もいない
誰の 目も無い

見えるのは 意地悪な口元だけで

裂けた様に笑う 口元だけで

僕は 得体の知れない それに 怯えてるんだ



ねぇ 此の世の中に

絶対なんて 無いよ

永遠なんて 無いよ


すべては ヒトの 思い込みさ


だから 僕は 足が止まる その日を 夢見て


今日も 踊る


風が 雨が 僕を流して 隠す日に

僕は 逃げ出すんだ




だけど 誰の目も無い

じゃあ 僕は 一体

何から 隠れようと 言うのか




答えは出ない

答えなんて 無い