流れる涙は風に消える程小さくて

乾いた瞼に残るのは違和感だけ

痛めた目で太陽を仰いでも

得られるものは何も無く


太陽は帰る

地球の裏側へ

私はそれを追いかけて

虹の橋を渡ればいい


帰る場所は無い

帰るものも無い


孤独 と 自由 は

くるっと回って隣り合わせ

どちらにも行けて

簡単には戻れない



気付いた事実は箱の中へ

そうして集めた箱の鍵は

どれがどれだか分からない

二度と開けられない




開かなくていいよ