愛や友情という言葉はともすれば薄っぺらく、空々しく聞こえがち。それだけに軽い気持ちで口に出していけないが、ふさわしい時に臆面もなく言える人は羨ましい。

 自分は一人ではないことを忘れなければ、無軌道に他者を傷つける暴挙も踏みとどまることができるのではないか。



 又紀仁美さんの

「手の中の宇宙」を

ききながら