ラスト・メッセージ

だが、稟の事を考えると、裏切る事は出来なかった。

だから、俺はただの憧れで留めておこうと、他の女の子達と喋って、笑わせていた。

だが、美樹が俺の隣に座って来た。

俺の心が騒ぎ立てる。

周りのヤツらの声が煩くて、俺達は、かなり顔を近付けて喋っていたのが、間違いだったのかも知れない。

時折、俺の耳に美樹の甘い声がかかる。
笑う時、彼女のくせなのか、俺の肩や腕をよく触ってくる。
その度に心臓が、大きな音をたてて動く。