ラスト・メッセージ

砂浜に俺達は座って、暫く打っては返す波を見ていた。


「新婚旅行………みたい。」


稟が、静かに呟いた。


「だな。行けば良かったな、旅行。」


「ん……。
章……ちゃん。有難うね……。」


「稟?」


肩にもたれかかった稟を見た。


「幸せ……だっ…たよ?わた…し…。」

「おい、稟!!」


「あり……が…と……。」


瞳を閉じた稟の頬を一筋の涙が流れていた。