夜中、何度も目が覚める度、稟の頬に触れて、暖かい事に安心して眠りに着く。 このまま時間が止まればいいのに……。 病院に帰れば、もう……帰ってこない気がするんだ……。 どうか……お願い。誰も稟を連れて行かないで……。