一時間後、お義父さんが来てくれた。


「あ、お父さんじゃない。どうしたの?滅多にこないお父さんが来るなんて。」

「ん?あぁ。仕事が早く終わってな?
稟が静かにしてるか見に来たんだ。」


お義父さんが、笑ってみせた。


「んもぅ。
小さな子供じゃないんだからぁ。」


「章夫君、ちょっと出ないか?」


「あっ、はい。」