ラスト・メッセージ

もう、どれだけ飲んだだろう…。

久しぶりに、酔った。

勘定を済ませて、美樹と店を出た。

「水口さん、どうしますか?
帰りますか?」

「帰ろうかな。」

そう呟いた瞬間、美樹が俺の腕に手を絡ませてきた。

「美樹ちゃん…?」
「私は…もう少し一緒にいたい…です。ダメ…ですか?」

顔を上げた美樹の目が潤んでいた。

酔ってるせいなのか?

それとも……。

何気に、美樹の胸が俺の腕に当たってるし…。

「誘ってんのか?」
じっと、俺を見る美樹に聞いた。


「……はい。」


聞かなければ良かったのかも知れない。